SFロボットアニメ『超時空要塞マクロス』を22歳で世に送り出した河森正治氏。その創造性を育んだのは、後に各界の第一線で活躍する天才同級生たちと過ごした慶應での学生生活にあった。受験に追われない中高大一貫の環境で、漫画家の細野不二彦氏、キャラクターデザイナーの美樹本晴彦氏、脚本家の大野木寛氏、カーデザイナーの原田則彦氏といった仲間たちとイラストやデザインを競い合い、中学3年では『宇宙戦艦ヤマト』の制作会社へ突撃。さらに、伝説的なSF企画集団「スタジオぬえ」に通い、学生のままプロの現場へ入り込んでいった激動の青春を過ごした河森氏。なぜ、一つの教室からこれほど多くの才能が育ったのか。第1回では、「マクロス」誕生前夜となった慶應の“梁山泊”と、河森氏の原点をたどる。
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